1979-05-23 第87回国会 衆議院 文教委員会 第10号
基本計画では、たとえば大部分の学習者が抽象的な思考を中心とするような学習から長く遠ざかっていることを考えて、原理、法則から演繹的に問題の解明に進むよりは、具体的な事象から帰納的に学問的方法の理解に進むような展開を図ることが望ましいというような御指摘もございます。
基本計画では、たとえば大部分の学習者が抽象的な思考を中心とするような学習から長く遠ざかっていることを考えて、原理、法則から演繹的に問題の解明に進むよりは、具体的な事象から帰納的に学問的方法の理解に進むような展開を図ることが望ましいというような御指摘もございます。
たとえば原子力の利用ということはきわめて新しい問題で、また事柄の性質上危険が予想される問題でございますので、原子力工学科などの学科課程では、生産過程のほかに必ず放射能に対する影響の除去でありますとか、あるいは原子炉の事故に対処する学問的方法でありますとか、そういうものを同時に研究、教授するような形になっております。
もっと何と言うかな、そう言っちゃ悪いんですけれども、学問的方法において、ちゃんと最近は電子計算機ができておりまして、非常にいい調査ができているのです。私があまり詳しく言うと差しさわりが出ますからしませんが、そういう調査がちゃんとあります。企画庁長官お調べになってごらんなさい。ちゃんとあなたのほうに研究所もあるのですから。経済研究所というのがあるのでしょう、ちゃんと。
今後の雇用情勢がどうなるであろうかということは、私どもも非常に知りたいことなんですけれども、残念ながら現在の私どもの持っております学問的方法では、こういうお席で研究室の人間が、次の瞬間にこうなるだろうというような予測を申し上げることの力がないことを、はなはだ恥ずかしく思います。
つまり講義なり研究をすることの自由、その研究を発表することの自由な場合に、発表の方法が学問的方法であるならば、縛られていない、こういうお答えのようですが、学問的な方法というのは、ただいまのお答えでは初めから結論がきまつておつて――私はしかしながら初めから結論がきまつておつていいと思う。長年研究しておつて、まだ結論も出ないような、そういう不安定な講義をやつておつてはいかぬと思う。
民主主義國家の建設を速やかにするために、一切の正邪を明らかにし、大胆率直に改むべきものは改めねばなりませんが、國の大元たる紀年のごときは十分に民主的手続と学問的方法により研究討議を盡し、愼重に愼重を期すべきであると存じます。かりに紀年に多少の誤差があるといたしましても、神武天皇の建國は否定できないことで、新しい歴史においてもこれは筆を起しておられる次第であります。